ケーブル盗難対策

各所でケーブル盗難が相次ぎ、保険会社でも見直しが行われ、盗難被害が保険の対象外になるケースも増えています。当社でも、年間10件以上の対応を行っており、盗難防止のためのサービスを開始いたしました。

夜間の人的監視

センサーが検知しにくい微細な異常も発見いたします。専門知識を持った複数名のスタッフが夜間に監視を行います。異常が検知された場合は、即座に対応いたします。厳正な監視体制により、お客様の発電所を盗難リスクから守ります。

当社は、死角のできない高性能な防犯カメラを探し求め、数々のモデルを試し検証してきました。発電所の範囲や地理的な特徴に応じて、カメラの配置を最適化し、セキュリティを強化します。万が一ケーブルが切断されてもカメラは撮影を続け、侵入者を追跡します。高性能なカメラで緊急事態に備えます。

侵入者を発見した場合は、アラートの発令だけでなく、専門の監視スタッフが直ちに、侵入者に対して声掛けを行い、迅速な対処を実施します。同時に最寄りのパートナーと連携し、発電所に迅速に駆け付けます。これにより、セキュリティを強化しお客様の発電所を守ります。

	内容
夜間監視	夜間も複数名のスタッフで監視いたします。
特殊防犯カメラの設置	独自の防犯カメラで侵入者を発見します。

現在、全国の太陽光発電所のケーブル盗難が相次いで報告されています。2022年茨城県だけでも567件と増加の一途をたどっています。（一般社団法人日本損害保険協会関東支部）

50kWh以上の高圧発電所は、低圧に比べて銅を使用したケーブルが長くなり、メガソーラーよりも警備が手薄であるため、犯罪者にとって格好の標的となってしまいます。また、立地条件も要因の一つで、50kWhの高圧発電所の中でも、近隣に住宅が少なく、人目に付きにくい場所が特に狙われる傾向があります。

人目につきずらく、明らかにメンテナンスされていないような、荒れている発電所は人目を気にせずに侵入し、ケーブルを盗むことができてしまいます。適切な監視やセキュリティ対策が行われないまま発電所が放置されると、犯罪のリスクが高まりますので、注意が必要です。

防犯カメラの設置がなかったり、フェンスや門が破損していたりと一瞥して防犯対策されていない発電所は、ケーブル盗難の標的となる確率が高くなります。そのため、定期的に人の出入りのあるメンテナンスに加え、防犯対策を実施することが、安定した運用に必要不可欠となります。

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